Blog

※ブログ移転しました。 → hamashun.me

2008年01月Archives

2008年01月08日

そろそろライブドア事件について一言いっとかない

ご注意

この記事はライブドア事件とは少しも全然一切合財これっぽっちも関係ありません。
その上元ネタを知らないとあんまり面白くないです。 サーセン。

一年経った

ライブドアに入社してから一年経ったらこの記事を書かないといけないような、何とも言い表せない焦燥感に駆られてキーボードを取りました。 RealForceは本当にいいキーボードです。

入社前

結構驚かれる事が多いんですが、僕はライブドアが初Web業界です。 それまでは料理とか作ってました。
料理の世界は、若い頃になんとなくノリで入ってダラダラと続けていたんですが、ある時ひどい挫折を味わいまして。 で、その頃趣味だったWeb製作を仕事にしてみようかなと思った訳です。

とは言え、学歴無し経験無し実力無しコネ無しというどうしようも無い状況だったので、まずは実力を付けようと思いました。
独学では限界があるので学校に行くことにします。 この歳になって両親に学費をせびるのもアレなんで、自分で払えるくらいの学校を探しました。
その中で一番良いと思ったのがデジハリ(●ン●●●●ト●●●●●と少しだけ迷いました)。 場所は家から一番近い渋谷校にしたんですが、これが超ラッキーでした。 と言うか渋谷校を選んでなかったら今のhamashunは存在してなかったかもしれません。 それくらい重要な出来事でした。

応募の時

ライブドアは紹介で入社するケースが多いのですが(ま●●もそうでしたね)、僕は応募フォームからの応募で入社しました。 なにせコネ無しですし。 ライブドアの応募フォームで好感を持ったのが、学歴を入力する項目がそもそも存在しない事です(ちなみに●a●●●!では必須項目でした)。 実力主義っぽい匂いを感じたのを覚えています。

スタッフの声に掲載された

そんな応募フォームから応募する際には、スタッフの声というページを読んで会社の雰囲気を掴もうとしました。 「土日にちゃんと休めるんだ」とか思いました(そして実際休めてます)。
で、この度僕がそのスタッフの声コーナーに掲載される事になりました(ついでに言うと●●こも)。
現在(2008年1月)でも絶賛募集中なので、影響力の大きな仕事がしたい! ポータルで働きたい! ま●kをいじりたい! という人は応募してみるといいと思います!

という訳で入社後一年経ったら書くシリーズ、次はabuiさんが書いてくれるに違いありません。

2008年01月14日

Web標準テキストシリーズ CSS エレガントなWebデザインのために

Lucky bag::blogのe-luckさんからWeb標準テキストシリーズ CSS エレガントなWebデザインのためにを献本頂きました! ありがとうございます! という訳で僭越ながら書評を書かせて頂きます。

外見

写真を見ても分るように超シンプルなデザインです。 教科書然とした、と言ってもいいかもしれません。 表紙も背表紙もシンプルなので書店に並んだ時に探しにくそうかとも思いましたけど、シリーズ物なので3冊が同時に並んだらインパクトありそうです。

表紙はスベスベで手ざわりが良いです。 僕の習慣みたいな物でついつい表紙カバーをめくってしまうのですが、特に何もありませんでしたw
本文部分の紙は、非常に軽い物を使っているみたいです。 そういう紙は厚みが出てしまうらしいですけど、鞄に入れて持ち歩く事を考えたら、薄さより軽さの方がありがたいと思います。

構成

色数はそんなに多くないものの、詰め込みすぎないすっきりした構成なので読み進めるのが苦にならないです。
ただ、参考Webサイトとして多くのURLが載っているんですけど、さすがにこれを手入力するのは厳しいです。 今の所技術評論社のサポートページにも載っていないようなので、これのリンク集があるとすごく便利になると思います。

内容

この本は、仕様書の解説的な内容(marginの相殺とか)と製作の際のTips(CSSファイルのコンポーネント化やコメントの効率的な入れ方、古いブラウザへの対応など)、それに実践的なレイアウトのサンプル(エラスティックレイアウトも!)と、かなり盛りだくさんです。
その割に230ページ強に収まっているのは、CSSプロパティのリファレンスが無いからでしょうか。

前述のサポートページにも載っていますけど(そしてe-luckさんからも聞いてましたけど)、比較的初心者や現在進行形で勉強中の人に向けた本です。 とは言え、本当の最初の一冊に選ぶには若干難易度が高いと思うので、『雑誌Web CreatorsやWeb Designingのサンプルを書き写して遊べるくらいになった人』が次のステップとして選ぶのが良いのでは。
現職のマークアッパーなら大体は理解している事が多いはず。 でも、細かい点で知らなかった事もあったので、知識を補完する目的で読んでも良いと思います(IEの為にアレでナニするのとか、MIMEがfunfunだとhogehogeの方がいいとか知らなかったです)

CSS3のセレクタ

CSS3のセレクタはその策定状態から言っても書籍で解説される事はそんなに多くないので、これは結構ありがたいと思います。 ただ、初心者にはちょっと蛇足かも? とも思いました。

ちょっと気になった事

エラスティックレイアウトの定義って、『基本はリキッドで、max(min)-widthをemで指定したレイアウト』であって、『基本は固定で、文字サイズを変更したら横幅も変更されるレイアウト』はズームレイアウト(みずほ証券みたいな)って呼ぶのかと思ってたんですけど、本書ではどちらもエラスティックとされていました。
でもズームレイアウトでググったら全然ヒットしないどころかエラスティックレイアウトをズームレイアウトという文言で紹介した記事がトップに出てきたので、本書の通りどちらもエラスティックと呼ばれているのかもしれないです><

まとめ

  • 軽いので毎日持ち歩いても安心
  • いいとこ取りで初心者に必要な内容が詰まっている
  • 現職者でも手に取る価値あり(社内勉強会のテキストに使えるかも)

おまけ

技術書は余白部分を活用して、メモをガンガン書いて使い込むと良いと思います。 個人的に技術書は使ってナンボだと思っています。
付箋貼りまくりの蛍光ペン引きまくりの技術書とか超萌えるんですけど僕だけですか><


Blog Search
Search
Recent Entry
Category
Monthly Archive