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Web標準の教科書

Web標準の教科書―XHTMLとCSSでつくる“正しい”Webサイト
著 益子貴寛

僕は専門学校に入る前から、コーディングが楽しいと感じていた人間です。
その為、卒業後にはデザイナーよりもマークアップエンジニアなどとして働きたいと思っていました。
その為には技術はもちろん、その技術を使うと、何故その結果になるのかといった、知識的な面も不可欠であると考えていました(もちろん、今もそう考えています)。 当初は雑誌や一般の解説書で勉強していたのですけど、成長に伴って、段々と物足りないと感じるようになってきました。
そんな時に見つけたのが、この本です。

本書の内容

この本は、雑誌Web creatorsでも連載を持たれている、CYBER@GARDENの益子さんが書かれた本です。
その内容は、辞書に近い物だと思います。
例えば、とあるタグやCSSのプロパティについて、仕様を詳しく説明しているといった感じに。

非常にニッチな情報も多く、この本を見て、初めてその存在を知ったタグもあったくらいです(<samp>とか!)。
XHtml1.1で破棄される要素、属性をどう代替するのか。 更には、XHtml2.0では現在使われている要素がどうなるのか、と言った現在では手に入れにくい情報が手に入るのも本書の特徴です。

おすすめのユーザー層

この本を特にお薦めしたいのは、雑誌や普通のhtml解説書に書いてある事を殆ど理解していて、更にニッチな情報を知りたい方。 それでいて仕様書を読むのはおっくうな方。
仕様書って、なんであんなに小難しい言葉で書かれているんでしょうか?(僕の読解力が足りないという可能性も、大いにありますけれど)

まとめ

頁数は607、お値段はさすがの2520円(税込み)です。
重さは・・・・・・手近に計りが無いので分かりませんけど、上手く使えば火サスの凶器になりそうです。
タグの使い方を確認したい時に。 ニッチなタグを使う時に。 「あれ? このセレクタのプロパティ、どんな綴りだっけ?」という時に。
サッと引ける辞書として、一冊買っておいて、損は無いですよ。

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