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AutoHotkeyでez-htmlからFirefoxをリロード

エディタで上書き保存をするとブラウザが再読み込みされる方法に、前々から憧れていたんです。 なんかほら、デキる男みたいじゃないですか。
でも、とっつきにくさを感じてしまって、導入にまで踏み切れていませんでした。

そんなある日(昨日)、今月から仕事が忙しくなりそうだという予想の元、作業環境の見直しをしていたんです。
そうなるとやっぱりこの機能は欲しいなあと感じる訳です。 で、色々調べてみたところ、何とかへっぽコーダーの自分でも実現できそうな方法を発見しました。

準備するもの

用意するのは、かの最速インターフェース研究会のmalaさんが作成したAutoHotkeyを使ってFirefoxをリロードするだけのexeファイルです。
これを自分のエディタで使わせて貰う訳です(ありがとうございます!)。

僕はez-HTMLというエディタを使っています。
いわゆるHTMLエディタなんですけど、文字コードや改行コードを色々と指定できたり、Dreamweaver 8 顔負けのタグ補完機能(手打ちのやつね)があったりと、かなりオススメなエディタです。
フリーウェアなのも魅力的。

設定

実はこのez-html、外部アプリケーションを呼び出す機能をデフォルトで備えています。
つまり、それにAutoHotkeyのexeファイルを指定してあげれば、それだけでほぼ完了なんです。

ただ、エディタのショートカットキーと重複する事はできないようなので、上書きと同じキーで再読み込みさせる事はできませんでした。
重複している場合は、エディタのカスタム→ショートカットキーのカスタマイズで調整します。

ちょっと不便に感じるかもしれませんがそこは考えようで、僕なんかは強制終了恐怖症で超小まめに上書きするクセがあるので、丁度良いと言えるかもしれません。
ちなみに上書きがCtrl+Sで、FirefoxリロードがCtrl+Dに設定しています。

プチ応用

それから暫しはFirefoxでリロードを楽しんでいたんですけど、そうなると他のブラウザでもやってみたくなるのが人の心。
なので、そっちにも挑戦してみました。

まずはAutoHotkeyの公式ページで一式をDLします。 ZIP版で問題ないと思います。
解凍後に開くと、へっぽコーダーには手ごわい感じのファイルが並んでいますが、今回使用するのは以下のファイルのみです。

AutoHotkey.exe
AutoHotkeyを起動します(作成するだけなら起動しなくてもいいのかも)。
AU3_Spy.exe
対象のウィンドの名前を調べられます。
Compilerフォルダの中にあるAhk2Exe.exe
書き終えた.ahkを.exeに変換してくれます。

手順

まずはAutoHotkey.exeを起動します。 何やら英語で色々聞かれますけど、適当に進めていきます。

続いて適当なディレクトリに適当な名前の.ahkファイルを作成して、適当なエディタで開きます。

コードを書いて保存した後、Ahk2Exe.exeを使ってexeファイルに変換(コンパイルって言うとカッコイイらしいよ!)します。
この画面も英語オンリーですけど、一番上の入力欄(Source〔script file〕)に、作成した.ahkファイルを指定してConvert、でOKです。

あとはFirefoxの時と同じように、ez-htmlで指定するだけです。

コード?

僕は、malaさんの最速コードを参考にさせて頂きました(余りにもそのまんまなので、公開できるってレベルじゃねぇです)。
(リロード先ブラウザを指定する為に必要な)ウィンドウクラス名を調べる時は、AU3_Spy.exeを使えば一発です。
詳しくはAutoHotkeyを流行らせるページを見ると良さげです。

ちなみに、malaさんも書かれていましたが、Operaでは動かないようです。
まあ、Operaはそこまで頻繁に確認する訳じゃないので、特に問題ないと思います。
IEもなぜか動かせなかったので、Sleipnirで代用しました。
ネスケの7は普通に動きました。

まとめじみたもの

いやー、なんだか凄く楽しいですねコレ。
自分仕様にカスタマイズしていくのが、オトコゴコロをくすぐると言うかw
AutoHotkeyは、簡単な物なら僕でも何とか理解できそうなので、今度はイチから何か作ってみたいなーと思いました。

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