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従業員所有PCについて

まずはこちらの記事を読んでみてください。
「会社のPC」は無くなる

8月23日に書いたエントリ、AJAX流行中でチョロッと、『画像編集ソフトやオフィス系ソフトは、まだまだスタンドアローンである状況が続くと思います』なんて事を書いたのですけど、そんな事はありませんでした。
そう遠くない未来に、『会社のデータはサーバに保存。 PCはあくまで窓口』という時代がやってくるかもしれません。

なお、僕自身は、まだ企業に身を置いた事がありません。
想像でこの文章を書いている部分が多くあります。

アメリカらしいなあ、というのが第一印象でしょうか。 若干ステレオタイプな見方ですけど、個人主義というか。
クリエイターが使うような、デスクトップでハイスペックなPCでは当然無理でしょうけど、営業さんが使う用途でしたら合理的に感じます。
会社でしか仕事をしないのなら、これまで通りでも構わないのかもしれません。
でも、持ち帰り仕事をする際には、データの移動が面倒になります。
それこそ、週末に徹夜で作成した資料を持って行き忘れたりしたら、目もあてられません。
自分のPCなら、お気に入りのエディターやメールソフトも使える訳ですし、作業効率も上がるかもしれません。
セキュリティやモラルさえ、しっかりとできれば、企業、従業員共にプラスに働く気がします。

でも、日本の企業でそれを、となると、話は違うと思います。
保守的である事を良しとしがちな日本の企業では、中々受け入れられない手法なのではないでしょうか。
記事中に例として出されている自動車とは、危険度の度合いも違いますし。
国民性や先入観もあるのかもしれませんけど、どうしても米国に比べて、日本はセキュリティや責任感に乏しいイメージがあります。
恐らく、どこかの企業が従業員所有PCを採用したら、マスコミには叩かれ、株価も下がってしまう気がします。
まぁ、Winnyでの情報漏洩が多発している現状では、そうなったとしても仕方の無い事かもしれませんけれど。

と、そんな時にGoogleがまたやってくれました。
Google Officeへの一歩?  独自ドメインで使えるGoogleサービス登場
簡単に言うと、企業向けのGoogleサービスです。
メールのドメインを自由に設定できるのに、中小企業向けのプランは無料なんだそうです。
普通はこういうのって、レンタルサーバから借りたりなんやかんやで、お金がかかってしまいますよね。
それを考えれば、かなり節約になるのではないでしょうか。 現在はまだ、サービスの種類は少ないのですけど、今後どんどん増えて行く事でしょう。
日本でも、数年後のベンチャー企業では、Google Office(?)を使うのが当たり前になっているかもしれません。

ちなみに、僕はGoogle好きではありますけど、Google信者ではありません。
『全ての情報』が本当にGoogleに集まってしまったら、それは脅威に感じます。
SF映画のような事が起こらないとは断言できませんから。

参考:
Googleへのインタビューがありました。
グーグルに聞く、企業向けサービス「Google Apps for Your Domain」の今後

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